1600年

小屋場島の陣跡

川の真ん中に、、、

長い時間をかけて

土や砂が積もっていき

やがて一つの島となる。

 

 

今も岐阜と愛知の狭間、、

木曽川という大河に囲まれている

各務原市 川島町も

そのうちの一つ、、、

 

南を見れば尾張国

愛知県一宮市にある138タワーが近くに見えます、、

、、北を

眺めれば美濃国

岐阜県各務原市

川島ハイウェイオアシスの

観覧車が見えます。

 

そして、、、

誰もほとんど通らない

堤防沿いに

 

ポツンと佇む、、、、。

 

あまりの草むらでとてもじゃないが

堤防からはたどり着けず

ぐるっと迂回して、、

ようやくここまで到着、、、

この小屋場島の陣跡という石碑。

 

不思議なもので

だれも知らんようなこの石碑には

いくつかの物語が残っています。

 

もともと松の木が

あったらしいというこの場所は

いまから30年以上も前、、

 

その松が枯れ果てたとき

 

この地を風化させる訳にいかないと

どなたが発起したのか

知りませんが

 

この石碑を建てたんでしょうね、、、

 

1544年(天文13年)

斎藤道三が主君である土岐頼芸を美濃から

追い出し

頼芸は尾張へ追放、、、

、、その2年後

織田信長の父信秀は

斎藤道三を討つべく

美濃へ殴り込みをかけたといいます。

のちに無動寺の戦い、松山の戦いと呼ばれる

このいくさは、、、

 

斎藤道三という

蝮が蝮と呼ばれた所以が

この戦いでも発揮するらしいけれども

またこれは近いうち、、、、、、

 

そして二つめ、、

 

織田信秀の息子である

織田信長。

 

幻のいくさと言ってもいい

ほとんど資料が残らないという

 

河野島の戦いと呼ばれる

戦いがこのあたりで行われたと

いわれます、、、、

 

こうのしま、、

かわのしま、、

石碑にも記されていないので

あくまでこのあたりで行われたであろう

推測でしかないいくさは

 

信長が少しづつ、、、

美濃攻略を果たすために

まわり道をして

中濃あたりを制し

 

1556年(永禄9年)

ちょうどあの木下藤吉郎に

墨俣城を築かせて

 

美濃攻略に奮起になっていたころでしょうか。

 

美濃攻略のために河野島へ進軍する

織田信長軍、、

 

だが、、このタイミングで

木曽川が氾濫し

いくさどころか

大洪水により

武器を投げ出して逃げる織田軍は

多くの溺死者を

出してしまったらしい、、、

 

 

そしてもうひとつ、、、、、

信長がまだ美濃を

獲るために苦労している

河野島の戦いから

 

もう50年経ったのち、、

 

あの関ヶ原合戦にまつわる物語も残っています。

 

岐阜13万石を領有し

織田信長の孫として

本能寺の変からわずか3歳で

織田家を継いで

 

関ヶ原の戦いでは西軍に加勢したという

織田秀信。

 

池田輝政や浅野幸長、、、

山内一豊ら

東軍は岐阜城を目指し

木曽川渡河戦において

西軍の伸びきった戦線を突破。

この地に陣を張り

東軍の諸将たちが集まって

旗を立てたという

旗立松と呼ばれる

その松があったといわれる場所がここ、、、

 

そのあと、、、

米野の地において

激戦が繰り広げられる、、、。

今は草むらに囲まれ川沿いに

なんもないような場所、、

 

だが

この小さな石碑一つがあるだけで

 

この場所から、、

かつて幾度も行われた戦いを

思い起こさせてくれている、、、

 

なんとも不思議なものです。

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