神話 伝説

桃太郎神社


神話の時代に

国を産み神を生んだイザナギとイザナミ

二人は夫婦で日本の島々、石やら木やら風やら

色々なものをつくったはいいですが

 

イザナミが火の神カグヅチを産んだときに

陰部に火傷を負って死んでしまう、、、

 

しかし愛するイザナミを失ったイザナギは彼女への思いを捨てきれずに

黄泉の国まで会いに行きます。

黄泉の国の御殿から出迎えるイザナミ。

イザナギはまだ国がつくり終えていないので

戻ってきてくれないか、とイザナミに訴えます。

、、、

イザナミは悔しげに

すぐに助けてくれなかったイザナギに

恨みのひとことをのべたあと

少し待ってもらうように

イザナギに伝え約束したあと

御殿に戻ります、、、

、、、、、、、、、

、、、、それから、、いつまでたっても

出てこないイザナミ。

 

しびれを切らしたイザナギは

勝手に御殿に入ってしまい

、、そこで恐ろしい光景を目にします。

 

イザナミの全身から蛆虫が湧き出ており

八つの雷が全身を覆っていたそうです。

 

恐怖におののくイザナギはその場を逃げ出しますが

 

イザナミは約束を破って逃走したイザナギに対し

「恥をかかされた」と怒り追手を差し向けます。

 

 

逃げるイザナギ、、、

追ってくるは

黄泉醜女(よもつしこめ)という

いかれた女性やイザナミを覆っていた八つの雷神

他に1500の化け物たち、、、、

 

イザナギは逃げ続け

ブドウやらタケノコやら化け物どもに投げつけます。

、、なんなんだ一体、、

そしてイザナギは

黄泉の国から地上へ戻れる入口の手前にたどり着いた時

桃の木があって

イザナギはその桃を三つ化け物どもに投げ

命からがら黄泉の国から脱出。

 

イザナギはその桃に感謝し

これからも私を助けてくれたように

この国に何かあればぜひ助けてほしい、と

オオカムヅミという名を名付けられたそうで

ここ、桃太郎神社の祭神として祀られています。

 

誰でも知ってる桃太郎。

 

 

日本各地にある桃太郎伝説の地のひとつ

犬山城の近くにある木曽川沿いに

桃太郎誕生の伝説があります。

多分色々テレビとかで紹介されたんで

結構有名だと思います。

鳥居をくぐるとこの物語には欠かせないキャラクターがお待ちかねです。

桃を持ったおばあさんと

洗濯岩(どれが足跡だろ、、、)

、、、さらに進むとあれは誰もが疑うことないこの神社の主人公

さらに階段を登りますと、、、

、、、誰かいます。

芝刈りの帰り道に出会ったおじいさんは

何か企んでいるのでしょうか、、、、

階段を登りきると

凛々しい桃太郎がお出迎えです。

桃の形をした鳥居

この鬼、、目から涙がポタポタこぼれています。

(子供の頃、、親に連れられて

なんともいえない衝撃を受けた覚えがある、、

 

あれから何十年経って来ても、、、

いまもずっと泣いている鬼、、、、

なんともいえない気分になります、、、)

「悪運はサル」

おみくじで凶が出てしまったらそれをこのサルの口に入れます。

宝物館もあり、その周辺には、、、

この鬼の表情とこの姿、、、、

たまらんですね、、、

持って帰りたくなります、、、、

(どっかでフィギュアとか売ってないんだろうか、、、??)

浅野祥雲というコンクリートの造形作家がつくった人形たちが

生命を吹き込まれ

見るものを圧倒させ衝撃を与えます。

なんとも躍動感あふれる鬼との決戦!!!

この作品の作者、浅野祥雲の作品は

ほかにも関ヶ原ウォーランドとか

五色園というお寺の敷地内でもあるそうです。

、、今度行ってみよう

 

宝物館の中では、、、

ここ、一度放火で火事になったそうで

その時にほとんど

消失してしまったんでしょうか??

写真とか多かったです、、、

誰だか知らんが、、、、返してやれ、、、、、

、、、とどめは

珍宝、、、、

犬が噛み切った長さ15センチの珍宝、、、

 

ということで

かなり見ごたえのある神社です。

愛知県に行かれた方は

是非一度お勧めします。

そして、、、

この「隠れ桃太郎」

 

どこにあるのか是非、探してみてください。

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