1950年

口紅の碑

終戦から5年が経ち、、、

 

世間では

日本のそばにある

 

分断国家、、、朝鮮半島において

侵略の戦いがはじまる頃、、、

 

男と女の悲哀の物語が

ここ、南紀白浜において

あったという、、、。

 

 

和歌山県西牟婁郡白浜町

白良浜、、

 

曇った天気でも

砂が白く美しい景色。

初めてきたのですが

本当に

天気のいい日に来たらよかったけれども

こればっかりは

どうしようも無い、、

雨が降りそうで降らなかったこのタイミング、、、

ここから南西に海岸沿いを進んでいくと

千畳敷という有名な名勝があります。

 

畳を千枚敷けるほどの広さと言われる

もはやどこの国だか分からないような

この光景、、、

そのあとまた海岸沿いを進むと

こんどは

あの東尋坊を彷彿とさせる

断崖絶壁のような景色が現れます。

 

三段壁と呼ばれる場所、、

 

そこにあるのは

若い男と女

ふたりの死ぬ間際に残したことば、、

 

 

「白浜の海は今日も荒れてゐる

一九五〇・六・一〇

定一  貞子」

 

と口紅で

岩肌に書き残し

心中したといいます、、、。

 

 

 

22歳の男性と18歳の女性、、

二人が死んだあと

 

誰かがその口紅に書かれた文字を

そのままなぞり、、、

岩肌を刻んで今も残っているという。

 

父の連れ子と母の連れ子同士で

兄弟となってしまったふたりは

恋をし

 

それを許されぬものと

哀しんで

この地で情死を遂げたといいます。

 

 

「口紅の碑」と呼ばれる

その石を探して

 

この三段壁をうろつきまわりましたが

さっぱり分からない、、、、

 

数組の幸せそうな

若いカップルが

海を見ながら

語り合っているすがたを

尻目に、、

 

自分は、、、

なにやってんだろとか思いながら

 

疲労と汗だくのなか

この岩を探します、、、

 

この看板をヒントにこの先の茂みを探しましたが

 

さっぱり分かりません、、、、

おんなじような岩がそこらじゅうにあり

 

左から言っても右から行っても柵に囲まれ

これ以上踏み入れない状況、、

 

、、しまいには

カメラまで作動中。

 

多分この辺りにあるんでしょうか、、、、

これ以上は入れませんけれど

しかし、、、ここも自殺の名所らしいので

そのためのカメラなのかもしれません、、、

 

確実に近くまで来たはずではあるが

口紅の碑とよばれる石は

 

結局見つかりませんでした、、

 

だがここ、、、

、、今ではこんな事件を180度ひっくり返し

 

噂では

恋愛成就のスポットとしてある噂があり

ここに来て

その噂の岩に触れれば

カップルや夫婦は噂では

幸せが続くという噂が

あるといいます。

誰がこんな噂を流したか知らんけど

なんの根拠もないと思うこの噂

 

つくづく人間というのは

ほんとたくましいような気がする、、、

追記

 

カムカムビートは、、、

ついに2020年2月から

youtubeも始めました。

 

#歴史のピーポー

#れきぴーちゃん

 

二番煎じの映像が多く

突っ込みどころ満載ですけれど

よかったらお時間あるとき

みてくださいね。

今後ともよろしくお願いいたします。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。



















記事をメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。




  1. 649年

    蘇我倉山田石川麻呂の墓
  2. 1559年

    郡上八幡城
  3. 1495年

    正法寺 跡
  4. 1832年

    いろは茶屋 犠牲者供養碑
  5. 1858年

    津崎村岡局の銅像
PAGE TOP